2009年12月25日金曜日

ポッドキャスト続々更新中。

いやぁ、年の瀬メリークリスマス!

僕が編集・録音を担当しているポッドキャスト、『あいとあつしの聞いてワクワク!観てガッカリ...』続々更新中です!
年内は第四回までで打ち止め、来年はもっとヴァージョンあっぷさせたいですなぁ。
Do the Download!


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ポッドキャストブログ:http://caferedbook.cocolog-nifty.com/
第三回 サウンドトラック特集の巻:
http://caferedbook.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-6bb8.html
第四回 寝ずの番の巻:
http://caferedbook.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-64e1.html
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2009年12月15日火曜日

ポッドキャストのススメ



2010年を目前に今月12月からあるポッドキャストが始まったのです。

それは....
『あいとあつしの聞いてワクワク!観てガッカリ...』というタイトルの地域密着型文科系ポッドキャスト。

カフェ店主の"あいさん"とフリーライターの"あつしくん"(僕ではないです)
がユーモアいっぱいに映画、音楽等についてくっちゃべっています。

僕は、そこで録音・編集・サブキャラを担当しています。

本日の時点では二回分が公開されていますので、よろしかったら聞いてみてください。

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ポッドキャストブログ:http://caferedbook.cocolog-nifty.com/
第一回 20世紀ノスタルジアの巻:
http://caferedbook.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5a07.html
第二回 エリザとエリックの巻:
http://caferedbook.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-63d5.html
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LUHLAの次回のライブは...



師走ですね。
ご多分に漏れず、寒い。僕の実家の新潟はきっともっと寒いでしょう。

さて、次回のライブが決定しました。

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期日:2009/02/16(火) 
場所:代官山LOOP (http://www.live-loop.com/)
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です!
詳細はまだ未定なので、分かり次第ご連絡ということで。
今回のライブハウスはいままでのライブハウスより大きなハコ(キャパ300)なので
メンバーを増やして豪勢にやりたいなぁと思っております。

2009年11月20日金曜日

マミー

Devoのカバー。



先月のハロウィンにこっそり来日していた。


あー、我が青春遠のけり。

ところで、
最近の東京の若者達はどこに居るのだろうか?
中目黒にはメッキリ少なくなったような印象だが、アキバ?とか。
それとも、そんな輩は海外に高飛びしてしまっているのかねぇ。

2009年10月26日月曜日

ハナモゲリストになるために


『定本ハナモゲラの研究』がようやく届きました。プレミアがついていて6,500円もした!('79年当時は880円)

ハナモゲラとは何ぞ?
....というのは興味のある方調べてみてください。

過去の映像をイロイロみていたのですが、この言葉が拘束しうる範囲が実に広く感じてならなくてこの『定本ハナモゲラの研究』を手に取った訳です。

よし、勉強だ。

※以下、参考までに。





2009年10月23日金曜日

メモー騒音機械


イントナルモーリ(intonarumori)という楽器?音響装置?の作り方を知っている方、いませんか?
これはウィキペディアによるとルイージ・ルロッソというイタリアの画家であり作曲家であり楽器発明家の人物が創ったモノで、「調律」と「騒音」の合成語で、「調律された騒音機械」という意味だそうで、オリジナルは第二次世界大戦によって喪われたそうで(ホントなのだろうか、そんな曖昧な原因て...ねぇ。)現存しないようです(図)。

仕組みはおそらく、箱の中にいろいろな発音源となるオブジェクトを収納して演奏家が操作することで、前方に設置された漏斗状の口から音が再生されるという感じだと思います。

数年前、NHKの番組『課外授業ようこそ先輩』で写真家の方が小学校に訪問する回で体育用具室を使って大きなピンホールカメラを生徒達と作るシーンがあったのですが、イントナルモーリの理屈とシンクロしました。

ピンホールカメラの原理って針穴みたいな小さな穴を介して光を取り込んで図像化されたシーンを映し出すということだと思うんだけれども、イントナルモーリの原理はピンホールカメラの逆転版かなと思いました。

音の発信源をボックスの中に隠蔽して前方にあるメガホンのような口からリプレゼンテーションする感じ?(あまり論理に自信がないです。)

あ、、、逆じゃないのか。一緒なのか。
受け手としてはピンホールカメラが映し出す映像の元は隠蔽されている訳だし、イントナルモーリもまた実際聴取できる音の元は受け手には分からない訳だし....

このことに関しては引き続き調査分析ということで。まぁ、ともあれ作ってみるか。

2009年10月21日水曜日

ご連絡ーLUHLAのライブ第二回のお誘い



来月の11/15(日)に、
LUHLAのバンド形式でのライブ第二回目を前回と同様、渋谷のwasted timeというライブハウスで行います。
時間帯は19:00〜19:30で一番目です。

前回のセットリストに晩秋の空気を想わせる新曲を含む2〜3曲を加えて、30分ぴったりぐらいで考えております。

皆様、お誘い合わせの上ご来場ください。

当日までに間に合えば、
ゲストの演奏家を交えて盛り上げていきたいなぁと思っております。

■ライブハウスのスケジュールは以下を参照ください。
・wasted timeのスケジュール(11月分) 

今年もあと2ヶ月、00年代も残りわずかですね。
年内にもう一回くらいライブを開催予定です。

よろしくお願いします。

2009年10月20日火曜日

もーれつア太郎


ここ数ヶ月、ピアノを猛烈に練習している。

使っているテキストは『バイエル』と『ジャズ・ハノン』。
『バイエル』はピアノをやったことある方々にはおなじみの教則本。YAMAHAやKAWAIのピアノ教室にはいったらやるやつ。僕も小学校6年生の1年間、近所のピアノ教室に通って練習した。

『ジャズ・ハノン』、これは本家『ハノン』の亜種でその名の示すとおりジャズピアノの練習曲集。表紙が和田誠さんのイラストレーションみたいで思わず『ジャズ批評』とリンクしてしまう。

ハノンの練習曲としてのやくどころは「指の基礎訓練」、「ウォーミングアップ」にあるらしく、両腕のすべての指をフルに活用した練習曲が多いなぁという印象。掲載されている譜面は基本的にハ長調で描かれているのだけれど、ミソは自分で移調してすべてのキーで練習すること。

僕の使用しているジャズ・ハノンの特徴は、オタマジャクシの表記に加えてローマ数字の度数とアルファベットのコード表記が記載されている。さずが「ジャズ」とうたっているだけあるね。

ひたすらグルグルとセブンスコードを弾きながら鍵盤上を滑らかに小気味よく指を駆け巡らせていると、なんだかおネエちゃんのオッパイか猫の喉元をモミモミしているような妙な気分になる。みゃーお。

なんというか、目が虚ろになってきて...夢見心地。

こういう反復ものってやっぱり中毒になっちゃうからイカンなぁとも思いつつも練習すればするほど広がっていく安心感と幸福感にジワーっとこう、きてしまうのだよ。

2009年10月8日木曜日

都立大、夜。

台風が関東に迫ってきていて雨脚が強くなり、
いつもは自転車で15分程度にある都立大のスタジオまで
最寄りの駅から各駅停車で駆けつける。

予定より早く着いたのでカフェエで一服しようと思い店内にはいると、
シンバル、スネアドラム、古いキャンバス地のハードケースを持った黒ブチメガネの青年が会計を済ますところであった。

確信が持てなかったが、友人であろうと声をかける。
『Tさん?』『あ、伊藤サン。』

僕が確信を持てなかったのはしょうがない話、数週間前に別のカフェエで初めてKに紹介されたきりであったから。
お互いにKを通じて話を聞いていたし、高校時代からの同級生Nもなんの縁か知らんが面識があったので、僕らは知人を通り越し友人になった。

僕はサキソフォンを持って本日の練習に気楽な気分で参加する予定だったが、彼のそのモノモノしい立ち姿(だって、すごい機材の量だったんだもん)を観て、またしても自分の覚悟の足りなさにうなだれてしまったよ。

僕とTさんは二人でカフェエの二階の喫煙ブースの席に落ち着き、もう一人の友人Kを待ちながら会話を楽しんだ。

わずか15分くらいの間であったが、二人で音楽について様々なことを話した。
プレイスタイルに関する自己分析、影響を受けた奏者、今後の方向性について。


初めてのセッション、この人と新しいディレクションへ進めるような希望が持てた。久しぶりにコミュニケーションができた感じがした。僕のサクソフォンは言葉少なで不器用なので結局、スタジオにあったピアノをメインにした。

Tさんはドラムとアルトクラリネット、Kはソプラノクラリネットとプリペアード。

ドラムは雄弁にかつ繊細に僕らの心を読み取り大地を歩き、僕は不器用にディスコードを刻み地図を描き、ソプラノクラリネットはいつも通り雲雀のように空高く舞った。

その後、駅前のマックで三人で談笑。またスタジオに入ることを約束した。

2009年9月26日土曜日

ご連絡ーLUHLAのライブ第一回終了

そうそう、
先週の9/21(月)に、LUHLAのバンド形式での初ライブをやってきました。
場所は渋谷のwasted timeというライブハウスで、19:00〜19:30のセットでした。

セットリストは以下のとおり。
01.波
02.untitled(Jazzっぽい感じインスト)
03.歩いても
04.eepsea creatures(前奏付き)

...MC含めて約20分。
いただいていた時間よりも10分近く早く終わってしまいました。
セッティングとか含めて考えていたのですが、よくよく考えてみたら出番は一番目。
セッティング時間必要ないよと。
けれど、バンド形態での初ライブだし、あまりクドくしてもしょうがなかったし、構成もその4曲でがっちり組めていたので良かったと思います。

バンドのメンバーも一生懸命準備したからとても楽しいライブでした。
技術的な点を指摘するとキリがないけど、不足をカバーできるパッションは伝わったと思います。
ホントに良いライブで、僕の今後の励みになりました。
来場してくださった皆さん、ありがとうございました。

今回、みなさんにあまり告知しなかったのは、
僕のライブへ対する気持ちの曖昧さにあると思います。
すいませんでした。

ようやく、音楽と真正面に向き合える状態になったので次回は皆様、ぜひ見に来てほしいです。絶対、損はさせません。....多分(苦笑)

次回は、11/15(日)に同じ場所、wasted timeに出演の予定です。
新曲それまでに作っておきます。ゲストも加えても少し豪勢にやりたいな。

今回のライブ映像をとってもらったので、YouTubeに近々アップする予定です。
お楽しみに!

そうそう、今回の最後の曲はLUHLAのマイスペースで聴けますよー。

2009年9月24日木曜日

メモー祭りの後の気分

詩的。
詩を読まないから一般的な視点ではその言葉に合わないと思う。
外国の映画みたいに美しい詩を、蜜が溢れ出すように饒舌に、オンタイムで、
そんな思考は僕にはない。培ってきていない。

なんとなく、書き出しの瞬間ふとよぎった言葉が『詩的』。
きっと叙情的であったり、情熱的であったり、エキセントリックであったりするのだろうな、という曖昧な解釈でいるその語呂を使わせていただく。

だいだい物事を客観的に観察し、描写するには限界があるとハナからあきらめ続けたこのアタマとカラダが今更なにを思ってか文章を残そうなどと考え及んでいるのだからそういった風の常識は置いてけぼりにするほうがややこくない。

そうそう、詩的。そんなシーンがたまにある。
そんな風に鑑みるときの僕は大抵、自殺について考え始める。自殺。実際の行為に走ることはなく、ぐるぐると猫を猫かわいがりするときのように毛並みに沿ってアタマの中をなで回す。そしてグルテンが固まって『ぽて.』と黄土色の生地が右耳のちょっと上くらいから落ちてくる。そしてソレをコンバースで踏みつぶして終わり。
浅い推測とココロに浸透していく納得。安堵の瞬間。生への執着を宣言する。

『自殺』もまた『詩的』と同様、ボクの曖昧な解釈の産物。きっとそんなもんなんだろ、ぐっと心をつかまれたりする印象的な言葉なんてものは。

砂糖。これは甘い。絶対。口を不自由なく使うことができ満足な味覚さえあればこれは疑いの余地がない。なんかの本で読んだのだが先天的な疾患のため生まれてからずっと栄養を点滴で接種しており、唯一口にすることのできるモノは薬だけの人はそのニガイ味のする粉薬を『おいしい』と表現したそうだ。
なんだか昔、"味覚は生後3歳までに完成される"と聴いたことがあるが、そのひとはどのような感覚で美味と表現したのだろう。
その作用についても確か本に書いてあったと思うが、正確に説明できる自信がないのでやめようと思う。

未知、未経験の感覚というのは基準というものを自分の中で相対的に確立できないので実にミステリアス。絆されてしまう。