2010年12月12日日曜日

ある日の中目黒

コサックダンスが流行っています。


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2010年10月29日金曜日

11月3日はイイサ。ライブの日

11月3日に10/13(水)のイベントに引き続いて三軒茶屋グレープフルーツムーンでライブがあります。
今回は『Movements Make Lives〜』シリーズではなくてライブハウスのブッキングでお願いしまして。

マイスペで共演者の音源とか、プロフとか見させてもらったのですが、これ、ケッコウ面白いと思います。

詳細はパートナーdidimoの『なにはなくとも』または、グレープフルーツムーンを参照してみてください。

僕らは今回トリをつとめさせていただきますので、アルコールを取りすぎずにがんばろうと思います。

よろしくです。

チケット予約はこちら→ticket@atsushiito.net

屋号のこと

最近は自立、もとい独立のために諸々試行錯誤中で「なにから始めたらいいのか知らん」とモウモウしておりまして。

「まずはカッコからじゃ。」
と、名刺や店舗もないのに看板やらコンセプトやらをメモ用紙やらレシート裏やらかまわず書き出してみては「ちゃうちゃう。」とワンワン吠えている毎日です。

で、まだ公表はしないのですが私の屋号は音に関係した言葉で出来ていまして、その名刺やらWebサイトやらに必要な”ロゴ”をね、創作中なんです。



まぁ、"鐘(かね)"をキーにしようと思っているんですが、所以とか製法とかまで遡って私の屋号とリンケージ貼りたいと思って調べるわけです。鐘といってもいろいろある訳で、メガホン型・ハンドベル型・釣り鐘型と形状はもちろん素材だって、結果用途も様々です。

私はマリー・シェーファーさんの著書が大変お気に入りで、「世界の調律」という本の"中世都市の成り立ち"という箇所(たしか)で街の中心にある教会の鐘の響きとランドスケープとの関係性について述べられていて非常に興味深く、想像するに心地よい風景が広がりまくるので、私の屋号には是非そんな雰囲気の鐘型モチーフを配したいと思っているわけです。

昔も今も西も東も未だにおおきな鐘は”鋳型”を使用して作られる、いわゆる”鋳物”だそうで。
この製法はすっごく昔から人類が金属の使用を始めたころからあったという、なんとも大っきく出たものですが。
そして話は若干ドラフト気味で、ウィキペディアでは”日本の鋳物”という節でこうかかれていました。

『日本では鋳物師(いもじ)という称号があり、朝廷から認可を受けた。現代に残る鋳物師としては、鎌倉時代に創業した茨城県桜川市の小田部鋳造株式会社、戦国時代に岐阜城下で創業した株式会社ナベヤが有名。特に梵鐘メーカーである小田部鋳造は、全国の14の鋳物師のうち唯一、天皇家から菊の紋の使用を許されて、現在に至っている。』

…新潟の我が家は城下町のはずれにある古くからの集落にあるのですが、ウチにも昔から屋号がついてまして(ナカムラヤ!的なね)。
それは、『いもじ』なんです。

そういうこと?我が家のルーツは鋳物師ということなのか!?
マエストロ・イトーは何を作っていたのか?

非常に気になります。今度実家に帰ったら聞いてみるなり。

と、不思議なつながりを感じたのでした。

オチなし。

※写真は道成寺の絵巻より拝借。

2010年10月12日火曜日

さぁ、時間だ


明日は「Movements Make Lives .track3』

三軒茶屋グレープフルーツムーンでやりますよ。

詳しくは、このブログでも触れているけど、
パートナーのdidimoのサイト「なにはなくとも」で丁寧に説明してあるから見てみて欲しいです。

毎回、イベントの直前に行っていることがあります。

それは、新曲を作ること。

イベントタイトルの曲を前日に作るんです。

これは、
イベントまでの日々の出来事や当日の演出にたどりつくプロセスを作品とすることに意味を持たせているからで、
決して夏休みの宿題を8/31までやらないレイジーな性格だからではありません。

そういう目で僕を軽蔑(ケイベツ)する人もいるでしょう。 ええ。 ええ。

たしかにそういう面は僕の所業に頻繁にみられます。これはこれで事実。ケッコウ。ケッコウ。コケッコー。

私なんだか、ハイになってきました。
それは、何かが生まれる確信と、極限の疲労感からでしょう。

目がまんまるです。

ギンギンギラギラです。

ランランです。

ソウルをいれるために「動きが生命をつくる」の一節を胸に刻み、作り始めます。

では、多分完了しだいブログ更新です。

2010年9月26日日曜日

アイスランドのシーン

ちわ。

Ustreamで面白い配信があったので共有を。

『アイスランドの音楽シーンって?』


うーん、興味深い。

アイスランドのアーティストといったら...
シュガーキューブス(The Sugarcubes)、ビョーク(Björk)、シガーロス(Sigur Rós)、ムーム(mum)...
こんな感じをイメージするな。

この配信でも主に僕がさっきあげたようなアーティストについて紹介されている。
あとはアイスランドで行われるフェスについてなどなど。
アイスランドで僕が知っている最近のトピックスといえば、オノ・ヨーコさんの「イマジン・ピース・ タワー」。
といってもちょと前だけどね。

それでも近頃まで
友人と話をしていてアイスランドにおけるAIR(Artist In Residence)やら、スパがどうやら、人口が30万人くらいらしいとか、その人口のほとんどは首都のレイキャビクに住んでいるとか、注目すべき噂や情報が僕の周りを飛び回っていた。

音楽シーンではいわゆる「オルタナ(オルタナティブ)」と言われているカテゴリに分類されるようなアーティストが多いらしい。
オルタナという言葉は多分、90年代頃から使われているのを僕は記憶しているのだけれど、ようは他のカテゴリから外れたなんでもありのおもちゃ箱みたいな気がする。

『ノンジャンル≒オルタナ』 みたいな印象ですが...どうかな?

うんうん、で、まぁ、アイスランドが面白いわけ。
とりわけこの国のスモールコミュニティな雰囲気が僕のアンテナに引っかかっていて。

火星からの通信や無人島からの救難信号のような感じで日本の僕らに届けられる音楽って、なんだかとっても近未来で予言的で魅力的なのでした。











2010年9月14日火曜日

三軒茶屋でライブがあるぞ。

Movements Make Lives .track3
2010/10/13(wed) 19:00〜
GRAPEFRUIT MOON
(東京都世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1)
charge:¥2000
チケットのご予約は、ticket@atsushiito.netへ。


didimo+AtsushiIto

シンガーソングライターのdidimoと様々な楽器を駆使するAtsushiItoのダブルネームユニット。棚から香辛料を引っ張りだして鍋の中で放り込んで、野菜とお肉をまな板の上で細かく刻んでドドッと。煮込むこと数時間。そうして香ってきたのが摩訶不思議な音響と自由奔放な曲線を描くメロディ。いつでもどこでも美味しくいただけます。



Luis Nanook

ささやくように歌うシンガーソングライター=Tsutomu Satachiと世界的に注目を集める電子音楽家=Chihei Hatakeyamaによる二人組ユニット。空気を一変させるような存在感を放つ佐立の歌声と、ディープでアトモスフィリックな電子音を操る畠山のエレクトロニック・アンビエンスが混ざり合い、ネオ・エレクトロ・フォーク・サウンドを奏でる。2010年3月にFlyrec.よりファースト・アルバム"Place"をリリースした。



ナカソネフミヨ

沖縄生まれ。アコースティックギターの弾き語りでgroove(沖縄県浦添市)を拠点に活動しています。ひとりで歌を歌って演奏するにはどうしたらいいかと考えギターに決めたのが2年ほど前。それからスローペースで曲を作り、これまたスローペースで歌っています。今回が東京での初ライブです。ゆたしくうにげーさびら。

2010年9月10日金曜日

チェットベイカーな日々

ちゅうがっこの頃に吹奏楽部に入ったんだけど、

その時分、僕はビートルズのギターに夢中で、
 ひたすら音楽が大好きになって、
 何でも良いから
 音楽に関する環境であればどこでも、どこまでも
 
そんな感じで「すいそうがくぶ」が練習している昼休みの音楽室に現れたんだな、たしか。

小さなちゅうがっこのすいそうがくぶは
なんの栄光もなく、なさけなく、
ただやることは、クソ野球部の応援と毎週月曜の全校集会でのケンタッキー(フライドチキン)マーチ。

なんの楽器がやりたいとか、なんの曲をみんなで演奏したいだとか、ナンセンスで、
僕はたまたま空いていたトランペットの2ndパートのポジションを与えられて
「ぷぃ」とお昼休みの40分を過ごしていたな、たしか。

ペこべこに凹んで、バルブもアンスムーズこの上ないし、上手い人なんかだれもいないし、練習曲もなく
ひたすらケンタッキー。

田舎にはケンタッキーチキンなんてないもんだから、
なんの香りもコールスローもない「あ、CMのね。」ってほどの馴染みのフレーズをひたすら繰り返していたな。
吹奏楽の2ndトランペットにキャッチーなフレーズなんて割り振られることもなく裏方で音もまともに出ないもんだから、「ふぃ」とさりげに管から息を通すだけの日々に辟易。エスケープ。


そんなトランペットの原体験は僕になんの爪痕をも残さず
大人になった僕は新宿ゴールデン街でチェットベイカーの「time after time」を聴いていた。
まさにそういうことであるよ。

それから数年後、
僕はひょんなことから「Couesnon」というおふらんすの工房のトランペットを手に入れてしまう。
ケニードーハムも一時期つかっていたんだとか聞いてぷるぷると感激してしまい、コイツにぞっこんである。
なにはなくともそいつのはいった古いハードケースを抱えて僕は街へと下る。

今の僕の頭には「ぷぃ」「ふぃ」なんて音はなっていなくて、チェットの歌うような可憐なメロディがつぶやいているから、
きっと大丈夫なんだと思う。

こいつにI've Never Been In Love Beforeなものを感じて、ことさらそれは音楽に対する感情なんだと知ったな。

で、自作でプラクティスミュートを霧吹きを使ってくっつけて練習の毎日なのさ。
嬉し恥ずかし。