2009年10月20日火曜日

もーれつア太郎


ここ数ヶ月、ピアノを猛烈に練習している。

使っているテキストは『バイエル』と『ジャズ・ハノン』。
『バイエル』はピアノをやったことある方々にはおなじみの教則本。YAMAHAやKAWAIのピアノ教室にはいったらやるやつ。僕も小学校6年生の1年間、近所のピアノ教室に通って練習した。

『ジャズ・ハノン』、これは本家『ハノン』の亜種でその名の示すとおりジャズピアノの練習曲集。表紙が和田誠さんのイラストレーションみたいで思わず『ジャズ批評』とリンクしてしまう。

ハノンの練習曲としてのやくどころは「指の基礎訓練」、「ウォーミングアップ」にあるらしく、両腕のすべての指をフルに活用した練習曲が多いなぁという印象。掲載されている譜面は基本的にハ長調で描かれているのだけれど、ミソは自分で移調してすべてのキーで練習すること。

僕の使用しているジャズ・ハノンの特徴は、オタマジャクシの表記に加えてローマ数字の度数とアルファベットのコード表記が記載されている。さずが「ジャズ」とうたっているだけあるね。

ひたすらグルグルとセブンスコードを弾きながら鍵盤上を滑らかに小気味よく指を駆け巡らせていると、なんだかおネエちゃんのオッパイか猫の喉元をモミモミしているような妙な気分になる。みゃーお。

なんというか、目が虚ろになってきて...夢見心地。

こういう反復ものってやっぱり中毒になっちゃうからイカンなぁとも思いつつも練習すればするほど広がっていく安心感と幸福感にジワーっとこう、きてしまうのだよ。

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